海をもっと楽しもう! シュノーケル道具セット選びの完全ガイド
シュノーケル道具の選び方
海中世界への入り口! シュノーケル道具選びのポイント大公開
シュノーケリングは、手軽に海中世界を楽しめる、まさに海の入り口!
海水浴とは違う、全く新しい海の楽しみ方が体験できます。
でも、いざシュノーケリングを始めようと思っても、道具の種類や選び方が分からず、戸惑っていませんか?
この記事では、シュノーケル道具セットの選び方、それぞれのアイテムの特徴、おすすめポイントを紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのシュノーケル道具セットが見つかります!
シュノーケル道具セットってどんなもの?
シュノーケル道具セットは、主に以下の4つのアイテムで構成されています。
- シュノーケル: 口にくわえ、呼吸をするためのパイプ。
- マスク: 顔に密着させ、水中の視界を確保するゴーグル。
- フィン(足ひれ): 足に装着し、水中を効率的に移動するための推進力。
- スノーケルバッグ: セットを収納するためのバッグ。
シュノーケルグッズの基本は3点セット
ではこのシュノーケル道具セット3点セットの選び方を一つずつ紹介していきます。
マスクの選び方
マスクとゴーグルは同じく目を覆い、水中で視界を確保するものではありますが、シュノーケリングでは鼻から水を吸い込んでしまうと危険なので、ゴーグルではなく、必ず鼻まで覆われたマスクを使用しましょう。
マスク選びに重要なのは下記の3点です。
- 1.フィット感マスクの顔に密着する部分は「スカート」と呼びます。このスカートが顔にフィットしていることが、最も重要です、顔に当てて息を少し吸い込んだ状態で息を止め、数秒間顔から離れずにくっついていれば問題ないでしょう。小さなお子様と、大人では合うサイズが異なるので注意しましょう。
- 2.デザインマスクの枠の硬い部分を「フレーム」と呼び、ガラス面は「レンズ」と呼びます。マスクのデザインには、レンズが左右2つに分かれる「二眼(にがん)」タイプと、左右のレンズが繋がっている「一眼(いちがん)」タイプがあります。一眼のメリットは広い視野を確保できること、二眼のメリットは度つきレンズに交換できることです。デザインは好みで選んでも良いので、顔に当てて鏡を見てみるのもおすすめです。
- 3.色フレームの色やスカートの素材を選べるものもあります。透明に近ければ近いほど、広い視野を確保でき、表情も伝わりやすく、色が濃い物の方が目立って分かりやすく、クールな印象のものもあります。
※新品のマスクは曇りやすいので、使用前に必ず歯磨き粉や中性洗剤でレンズを洗いましょう。
選び方のポイント:
- サイズ: 顔にぴったりフィットするサイズを選びましょう。隙間があると水が入り込み、視界が悪くなります。
- 素材: シリコン製は肌触りが良く、顔に密着しやすいのが特徴です。
- 視野: 広視野角のマスクを選ぶことで、より広い範囲を見渡せます。
- 曇り止め: 曇り止め加工が施されているマスクを選ぶと、クリアな視界を保てます。
シュノーケル部分の選び方
シュノーケルは中に水が入った場合、自分で水を外に出して呼吸を確保します。
それを「シュノーケルクリア」と言い、シュノーケルクリアを上手くできる物を選ぶことが重要です。
シュノーケルは、大きく分けて ドライシュノーケル と ウェットシュノーケル の2種類があります。
- ドライシュノーケル: 水の侵入を防ぐ工夫が施されており、より快適な呼吸が可能です。
- ウェットシュノーケル: 水が侵入しやすいですが、価格が安く、シンプルで使いやすいのが特徴です。
シュノーケル選びで重要なポイントは下記の3点です。
- 1.パイプの形状
長い物の方が水面で中に水が入りにくく、短い物の方は換気が良いです。太い物の方は呼吸抵抗が少なく、細い物の方は呼吸抵抗が大きいです。
肺活量の少ない女性やお子様は、パイプが細く短いタイプの方がシュノーケルクリアしやすく、肺活量が十分にある方は、細すぎると呼吸抵抗があるのでやや太めがおすすめです。
最近では、上の穴の部分から水が入りにくくしたドライシュノーケルもありますが、重みが増し呼吸のしやすさは落ちます。 - 2.マウスピースサイズ
大きい物も小さい物もあるので、自分の口に合ったサイズを選ぶことが重要です。
50㎜が一般的ですが、小さい物が良い方はその数値より下のものを選ぶと良いです。 - 3.機能
この2つの機能が付いているとより快適なので、初心者の方にもおすすめです。
排水弁付き
シュノーケル下部に排水弁が付いているので、水上で自然に水が抜けます。
ドライトップ(浸水防止弁付き)ドライシュノーケル
パイプの上部から波しぶきなどが入るのを抑え、潜っても水がほとんど入らない構造。
空気を吸う抵抗になってしまう物もあります。 - 選び方のポイント:
- 用途: 頻繁に使用するなら、水が侵入しにくいドライシュノーケルがおすすめ。
- 価格: 予算に合わせてドライシュノーケルかウェットシュノーケルを選びましょう。
- 素材: シリコン製は肌触りが良く、耐久性にも優れています。
- 長さ: 長すぎると呼吸がしにくくなるため、自分の身長に合った長さを選びましょう。
フィン(足ヒレ)の選び方
フィンは、年齢や脚力によっておすすめするものが変わります。特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。
フィン選びに重要なのは下記の3点です。
- 1.ストラップタイプとフルフットタイプ
フィンには2つのタイプがあり、それぞれにメリットがあります。ストラップフィンは、サイズ調整ができるので、複数名で使いまわしができ、お子様が成長さても使うことができます。
フィンを履くためにマリンブーツが必要で、リーフなど岩場や歩いてから海に入る場合にオススメです。フルフットフィンはジャストサイズで履くので、フィット感があり、ブーツが無くても履くことができます。船やビーチエントリーできる深さがある場合はこちらがいいです。
一番の魅力はフィット感から生まれるスムーズな推進力です。 - 2.素材
フィンの素材はプラスチック製とゴム製の2つに分かれ、プラスチックの方が硬く、抵抗があるので脚力がある方向き、ゴムの方はしなりがあり脚力が無い方にも良いと言われていました。
最近では、機能性を増した混合素材や、更に柔らかいウレタン素材もできているので、触った硬さで判断するのが良いでしょう。 - 3.長さや形状
フィンは長く幅が広いほど抵抗があるため、脚力が必要になります。フィンの長さは30~70㎝と幅広く、幅は15~25㎝ほど、長さ50㎝・幅20㎝くらいが平均になるので、それを一般的とし、脚力に自信がない方、小柄な女性やお子様は平均的な物よりやや小さい物、脚力のある方は平均~やや大きい物がおすすめです。 - 選び方のポイント:
- サイズ: 足に合ったサイズを選びましょう。小さすぎると足が痛くなり、大きすぎると効率的に推進できません。
- 素材: ブレード部分の素材には、軽量で丈夫なプラスチックやゴムなどがあります。
- 形状: ブレードの形状によって推進力や推進効率が異なります。初心者には、ブレードが短いものや柔らかな素材のものがおすすめです。
シュノーケルセットを選ぶ上での注意点
- 自分の顔に合ったもの: マスクは顔にぴったりフィットすることが重要です。試着をして、自分に合ったサイズを選びましょう。
- 自分のレベルに合ったもの: 初心者なら、扱いやすいシュノーケルとフィンを選ぶことが大切です。
- 安全性の確認: 購入前に、シュノーケル、マスク、フィンが安全基準を満たしていることを確認しましょう。
自分に合ったシュノーケル用品の選び方まとめ!
3点セットは一度購入すると、何年も長く使うことができます、メンテナンスも簡単で、海水を洗い、乾かして、変形しにくいように保管するだけ。
コーディネートが気になる方はバラバラに購入せず、メーカーを揃えたり、色のトーンを合わせるのも良いでしょう。
それぞれに自分に合ったものを選び、自分の3点セットでのシュノーケルを目いっぱい満喫してください。
シュノーケル道具を揃えたら石垣島の海で潜ってみませんか?