石垣島でダイビングインストラクターをめざして①
はいさい! ミカです!
今回は、私がダイビングインストラクターになるまでの経緯をお話ししつつ、皆さんにダイビングインストラクターになるための方法をお伝えしたいと思います!
石垣島などでマリンの仕事をしたい!と思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね♪
体験ダイビングをする
まず、ダイビングをしたことがない方は「体験ダイビング」というコースに参加しましょう。
「体験ダイビング」とは、文字通り「ダイビングとはこういうものだ」ということを知っていただくためのコースになっています。
どのダイビングショップでも、水深5m~10mぐらいの浅いポイントで20~30分ほど潜るのが基本となっていると思います。
体験ダイビングでは、インストラクターが陸上・船上・水中すべての場面において付きっきりで面倒を見てくれるのでご安心ください!
器材も身に着けてくれるので、至れり尽くせりです。
また、器材の使い方を全て覚えなければいけないわけではありません。
水中での呼吸の仕方や基本的なハンドサインを覚えるだけなので、体験ダイバーの負担は最小限に抑えられています。
私は、大学3年生の夏休みの時に、伊豆大島というところで初めて体験ダイビングに参加しました。
関東にお住まいの方は伊豆や伊豆諸島、関西にお住まいの方は和歌山県の串本などでダイビングをすることができます。
もちろん、私は初めてのダイビングを沖縄で体験することをオススメいたします!!
オープンウォーターダイバーになる
伊豆大島での初めてのダイビングに感動した私は、ダイビングのライセンスを取ろうと決意し、一年後に同じショップで「オープンウォーターダイバーコース」を受講しました。
このコースは、事前にテキストやeラーニングで自習した後、2日もしくは3日間にかけて行われる実習に参加することで完了します。
第1のステップとして、「オープンウォーターダイバーコース」は、ダイバーのライセンス(Cカード)を取るためのコースです。
このライセンスを取得すると、一人前のダイバーとしてダイビングを楽しめるようになります。
ところで、インストラクターなどの資格を持っている人はいずれかのダイビング団体に所属しているのですが、私はPADI(パディ)という団体に所属するショップに申し込んだので、PADIのオープンウォーターダイバーコースを受講することになりました。
よって、この記事の内容は全てPADIによるカリキュラムに基づいていますのでご注意ください。
なお、各コースのカリキュラムは団体によって少々異なります。
オープンウォーターダイバーコースは、「学科」と「実習」の2つに分かれています。
「学科」は、いわゆる「お勉強」ですね。
器材の名称・装着方法・使い方、水圧の変化、減圧症(急激な浮上によって体内で窒素が気泡になってしまう危険な症状)などについて学びます。
テキストか、eラーニングでパソコンもしくはスマホを使って学びます。
「実習」は、プールもしくは安全な浅瀬で実際に器材を身に着けて行います。
水中でマスク内の水を出す「マスク・クリア」などのスキルを習得します。
オープンウォーターダイバーコースを経て無事ライセンスを獲得したら、ダイバーとして日本中の海、そして世界中の海を潜ることができるようになります!!
しかし、いくつか条件があります。
水深は18mまで、頭上に障害物がなく、昼間の穏やかな水域で潜ること……これらの条件をクリアするためには、次のステップである「アドバンスド・オープンウォーターダイバーコース」を受講する必要があります。
アドバンスド・オープンウォーターダイバーになる
第2のステップとして、「アドバンスド・オープンウォーターダイバーコース」というものがあります。
アドバンスドでは、必須である2つのコース(水中ナビゲーション・ディープダイブ)と、
その他3つのコースを自分の意思で選択し、計5つのコースを受講することになります。
必須コース以外では、
- ・ナイトダイビング
- ・レックダイブ(沈船)
- ・ドリフトダイビング(強い流れのある水域で潜るダイビング)
- ・ボートダイビング
- ・サーチ&リカバリー(物を探して発見する練習)
などがあります。
また、オープンウォーターダイバーコースと同じように、こちらも「学科」と「実習」の両方を履修します。
エマージェンシー・ファースト・レスポンスコースを受講する
第3のステップとして、「エマージェンシー・ファースト・レスポンスコース」を受講します。
これは、次のステップである「レスキューダイバーコース」を履修する前に必ず学習しなければなりません。
内容としては、心肺蘇生法やAEDの使い方、怪我や事故の処置方法といったものになります。
レスキューダイバーになる
第4のステップとして、「レスキューダイバーコース」というものがあります。
読んで字のごとく、水中や水面で事故が発生し、他のダイバーが意識を失ってしまったり呼吸を停止させてしまったりした場合に陸上や船上まで運搬し、応急処置を行う方法などを学びます。
こちらも「学科」と「実習」に分かれます。「実習」では、スキルの練習だけではなく、実際の事故を想定した実践練習も含まれます。
最後に
いかがでしたか?
レスキューダイバーまでは、アマチュアのダイバーとして潜れる資格となります。
プロとしてダイビングショップなどで働くためには、第5のステップである「ダイブマスターコース」を受講する必要があります。
そして、第6のステップ「オープンウォーター・スクーバインストラクター」をクリアして、初めて「私はダイビングインストラクターだ」と言うことができます。
続きは、「石垣島でダイビングインストラクターをめざして②」をご覧ください!