シュノーケルガイド・インストラクターになろう!

目次

シュノーケルインストラクター

はいさい! ミカです!

前回、「石垣島でダイビングインストラクターを目指して」という記事を書きましたが、読んで頂けましたでしょうか?

そちらの記事では「ダイブマスター」という資格を取ればシュノーケルのガイドができるようになると記載しましたが、実は「シュノーケルガイド」という資格だけでシュノーケルツアーのガイドの仕事ができるようになるんです!!

しかし、各ダイビング団体(PADI・NAUI・OMSBなど)によって講習の内容や事前に取得しなければならない資格、費用などが異なります。

ですので、興味のある方はぜひこの記事で各団体の講習内容を比較して、シュノーケルガイドの資格をゲットしましょう!!

PADI(パディ)シュノーケルガイドの資格取得

まずは、世界中の6割以上のダイビングショップ及びダイバーが所属する最大のダイビング教育団体・PADIのシュノーケルガイド講習についてご案内します。

参加条件

①18歳以上であること

②EFR(エマージェンシー・ファーストレスポンス)の資格を過去24か月以内に取得、もしくは更新していること

③メディカルチェックシートを問題なく提出できること、医師の承諾を受けていること

④シュノーケルガイドコースの告知書を提出すること

コース日程・費用

・日程:2日間

・費用:¥49,500~

※費用に含まれていないもの

 ①シュノーケルガイド用スレート ¥2,750-(税込み)
 ②申請料 ¥11,000-(税込み)
 ③損害賠償責任保険料 ¥9,000-(非課税) スノーケリングのみの場合
 ④交通費、宿泊費、食事費などの滞在費
 ⑤器材レンタル費用
 ⑥追加の補講費用 ¥19,800-(税込み)/日

コース内容

講習では、適性テスト・学科・実習を行います。

適性テストは、15分立ち泳ぎ・800mシュノーケルガイド・スキンダイビング・25m水平潜行・レスキュースキルなどです。

学科では、器材について・実施方法について・シュノーケルガイドの役割と責任について・環境への配慮について・救急医療について学びます。

実習では、ブリーフィングとシュノーケルガイドを実際に行います。

NAUI(ナウイ)シュノーケルガイドの資格取得

次に、NAUIのコース内容をご紹介します。

参加条件

①NAUIスキンダイビングレスキューの資格、もしくはNAUIレスキューダイバーの資格を取得していること

②NAUI CPR&First Aid の資格が有効であること

③NAUIスキンダイバーの資格を取得していること

コース日程・費用

日程及び費用は主催するショップによって異なるため、ショップもしくはNAUIインストラクタートレーニングセンターもしくはNAUIスクーバセンターまでお問い合わせください。

コース内容

コース内容は、まず学科に該当する「クラスルームセッション」と実習に該当する「水中セッション」があります。

また、水中セッションは

 ①オープンウォーターセッション(海洋実習)

 ②コンファインドウォーターセッション(指導の練習とその評価)

 ③泳力やスキンダイビング技能を身につけるセッション

の3部門に分かれます。

オープンウォーターセッション(海洋実習)

①スノーケリング・スキンダイビング技能

 ・水深2.4mを超える水域にて、一呼吸でいくつかの小さいものを回収する訓練

 ・水面でマスク及びフィンの脱着を行う訓練

②スノーケラーまたはスキンダイバーのレスキュー

 ・本人と同体格のシュノーケラーを2分以内で50m曳航する訓練

 ・水面でパニックになったシュノーケラーをレスキューする訓練

 ・スキンダイビングレスキュー

③スノーケリング技術のデモンストレーション(評価潜水)

 ・器材装備、バディチェック、エントリー、水面移動(バタ足、バックキック)、シュノーケルクリア、エギジット

④スノーケリングリーダー技能

 ・シュノーケルのエントリー前の器材チェック

 ・エントリー、エギジットの管理

 ・水面にいるシュノーケラーの管理(水面移動時、シュノーケリング、水中生物観察実施時)

 ・トラブルを起こしたシュノーケラーのアシスト(足の筋肉けいれんを想定した治し方、疲労、呼吸困難)

コンファインドウォーターセッション(指導の練習とその評価)

 ・器材の装着とバディチェック

 ・状況に応じたエントリー(ビーチもしくはボート)

 ・状況に応じたエギジット(ビーチまたはボートへのエギジット)

 ・シュノーケルのくわえ方、呼吸法の説明

 ・シュノーケルクリア(シュノーケルに入った水を外へ出す方法)

 ・フィンを装着しているときの歩き方、立ち上がり方

 ・フィンキック(フィンを装着した状態での脚の動かし方)

 ・マスククリア(マスクに入った水を外へ出す方法)

 ・脚の筋肉が痙攣した時の治し方

OMSB(一般財団法人沖縄マリンセーフティービューロー)
シュノーケルガイドの資格取得

最後に、OMSBのシュノーケルガイドの資格取得についてご紹介します。

OMSBとは、「一般財団法人沖縄マリンセーフティービューロー」の略称です。
沖縄県内における海域でのレジャー事故を未然に防ぐための安全対策の指導、及び県民に対する安全意識啓蒙活動等を行っています。

参加条件

・有効なOMSB水難救助員資格者又は6ヶ月以内にOMSB水難救助員講習全日程終了者

・年齢が18歳以上で60歳以下であること。

・耳や呼吸器系、循環器系に異常がなく健康であること。

・OMSB指定機関の有効なCPR資格と水面レスキュー資格を有すること。

・暴力団、暴力団員・準構成員、暴力団関係企業、特殊知能暴力集団の関係者その他公益に反する行為をなす者(以下「暴力団員等」という)でないこと。

・OMSB指定機関の有効なCPR資格と水面レスキュー資格を有すること。

日程・費用

ショップにより異なりますのでお問い合わせください。

最後に

いかがでしたか?

シュノーケルは、小さなお子様でも楽しめて、ダイビングが怖い方でも参加できるマリンレジャーです。

石垣島のマンタポイントへ行けばマンタを見ることだってできちゃいますよ!

しかし、ダイビングより簡単そうだからといって、決して侮ってはいけません。実は、ダイビングよりもシュノーケルによる海難事故の発生件数の方が多いのです!!

原因は、やはり正確な器材の装着方法や使用方法、トラブルの解決方法を事前に身に着けていないことではないでしょうか。

それらをわかりやすく伝え、安全で楽しいシュノーケルツアーをお客様に楽しんで頂くためにも、きちんと勉強と訓練を積んでシュノーケルインストラクターの資格を獲得しましょう!

また、All Blueでもシュノーケルインストラクターを募集していますので、ぜひお問い合わせください!!

以上、「シュノーケルインストラクターになろう!」でした♪

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