はいさい!石垣島のMIKAです。
皆さん!ビッグニュースです!!
なんと、あの「トリップアドバイザー」で我らの愛する石垣島が、
「世界で人気急上昇中の観光地第1位」になってしまったのです!!
え?うそやん??
と思って記事を舐めるように読んでみたのですが、どうやら嘘ではないようで(笑)
国内ではもちろん海外でも報道されているようです。
未だに半信半疑なのですが、4年間ずっと観光業に携わっている自分自身の記憶を辿ってみると、それを裏付ける事実が結構あったりするんですよね~。
数でいうとインバウンドで最も多い台湾や香港、韓国は近いのでまだわかるのですが、遥か彼方のヨーロッパから来たゲストも意外とたくさんツアーに参加しておりました!
というわけで、今回は世界一に輝いた記念として!
海外のゲストから見た石垣島の魅力を、実際にあったエピソードを交えてお話ししちゃいたいと思います☆
目次
石垣島の観光客数と観光消費額
平成29年、28年のインバウンド含む実績
ちょっとタイトルが堅いですが、
ところで、石垣島にはどれくらいの観光客が来ていて、どれだけ稼げているのでしょうか?
昨年8月に沖縄県の公式ホームページで発表された「八重山入域観光客数統計概況(推計)」によると、
昨年は上半期だけで65万4336人の観光客、観光消費額は402億円となり、
前年度と比べるとどちらも増加したそうなのです!!
しかし、よく考えるとこれは「上半期」のデータなので、
単純計算で考えると1年でおよそ2倍(飽くまで想定です)の結果が期待できるということですね!
因みに、平成28年(2016年)の八重山諸島観光客数はおよそ126万人!
一方、沖縄人気離島ランキングで首位を争う永遠のライバル、
宮古島の同年の観光客数は約70万人、
沖縄本島は680万人とのことでした。
世界からの外国人観光客の割合は?
そして、平成29年(2017年)上半期の65万4336人のうち、外国人インバウンド観光客の占める数は12万と47人!!
毎週のように入港してくる海外クルーズ船のことを思い出せば納得のいく数ですが、約20%
つまり5人に1人がインバウンドの外国人と考えると、かなりビックリしませんか!?
では、なぜ彼らは石垣島にやってくるのでしょうか?
石垣島の何が彼らを惹きつけるのでしょうか、
ここからは、実際に私が出会った外国からのゲストとのエピソードを挙げて、石垣島の魅力を一緒に再発見していきましょう♪
外国人観光客の実態と石垣島が選ばれた理由
まずは、「どんな世界からやってくるの?」という疑問が湧くと思います。
外国人観光客の国籍
もちろん圧倒的多数は台湾・香港及び中国本土からのゲストですが、
驚いたことに欧米から訪れるゲストも決して少なくはないのです!
某リゾートホテルとダイビングショップに約1年ずつ勤めた実体験によると、
台湾・中国・韓国・フランス・イギリス・ドイツ・アメリカ・オランダ・スウェーデン・ロシア・スペイン・イタリア・スイス・アルゼンチン……と、
実に国際色豊かな面々が遊びにきてくれていました!!
特に多かったのは親日国と名高いフランスで、
その次がドイツでしょうか?
ちなみに、実際に石垣に住んでいる(住んでいた)ドイツ人、オランダ人、そしてポーランド人の方のことも知っています。
それぞれかつての同僚・シェアメイト・友人でございます(笑)
石垣島を選んだ理由
彼らに「どうして石垣島に来たの?」
「石垣島はどう?」と質問してみると、
「自然がとても豊かで美しい」
「海がとてもキレイで素晴らしい」
という意見が最多数でした!
もちろん、石垣島の沖縄料理が美味しいし安い、刺身も好きになったというコメントもありましたよ♪
ダイビングショップですとやはりマンタ目的のゲストが目立ちましたが、
石垣島の「青く透き通った海」と「白い砂浜」
そして「美しいサンゴ礁」は世界的にも高く評価されるレベルのようです。
海外の方の具体的なエピソード
上海から来た家族とスノーケリングツアーへ
某リゾートホテルで勤務していたある日のこと、マリン部署の受付に上海の3人家族がやってきました。
スノーケリングツアーをしたいとのことだったので、英語要員だった私は渋々2月の寒空の下海へと向かいました(笑)
ところが、
初めてスノーケリングをしたという彼らにとっては目に映るもの全てが新鮮で刺激的だったようで、
もう大興奮!
光栄にも「次の日もあなたと一緒に行きたい」というリクエストを頂き、翌日行ってみると、なんとチョコレートのプレゼントまで!!
「来年もぜひ泊まりたいです、素敵な思い出をありがとう」
というメールまで送られて、私にとってもかけがえのない宝物となりました。
その文面は即印刷し、今でも保管してあります(笑)
フランスから来島したご夫婦
某宿泊施設で働いていた時のことです。
日本語は話せないけれど日本のことが大好きです、と言って下さる、笑顔のとても素敵なフランスのご夫婦がいらっしゃいました。
高校、大学で数年間フランス語を学んでいたので、教材を見せて少し簡単なフランス語を話してみたら非常に喜ばれ、すぐに仲良くなることができました。
日本語はどうして3種類の文字を使うの?
という質問に答えたり、焼肉屋さんの予約の電話をしてあげたり、オススメのビーチや西表島の観光スポットのことを教えてあげたりしました。
マンタが見てみたいということだったので、一緒に同じダイビングショップへ行ってみたところ、見事的中!
しかも、船の上からもマンタを見ることができたのです!!
チェックアウトの日には、
「あなたのお陰でとても楽しめたよ、ありがとう!港にいる娘に石垣とこの店の事紹介するよ」と言って頂けました。
日本マニアがいっぱい!
余談ですが、長期間の休みを取って日本一周の旅を楽しんでいるヨーロピアンのゲストが非常に多く、北海道・東京・京都・奈良・大阪・広島・沖縄本島などの観光地を巡った後で石垣島へ辿り着いたという話を一体何度聞いたか覚えておりません(笑)
バカンスという概念のない日本人としては羨ましい限りですが(苦笑)、
「日本楽しい!」
「自然がきれい!」
「ご飯が美味しい!」
「また来たい!」
と、屈託のない笑顔で言ってもらえると、とても嬉しくなってしまいますよね!
また、
「日本人はとても優しくて親切だ!おもてなし最高!」
という方も少なからずいらっしゃったので、期待は裏切らないようにしていきたいですね(笑)
相手の言葉であいさつしてみよう
そして、どの国籍の方でも共通するのは、
「その国の言葉で話すと物凄く喜ばれる」ということです。
例外なく、彼らは簡単な挨拶でもとても嬉しそうな笑顔を見せてくれました!
私たちも、外人さんに日本語を使ってもらえたら嬉しいですよね?
仲良くなれるきっかけにもなりますので、恥ずかしがらずにぜひオールブルーでチャレンジしてあげてください♪
あとがき
いかがでしたか?
他にも、
念願のマンタに会えたアメリカ人カップルやロシア人の青年、誕生日に初めての体験ダイビングができて大喜びだったオランダ人カップル、水中で生物の説明を熱心に聞いてくれたスウェーデンの紳士、スノーケリングが怖くて浮き具から手を離せなかったけれど最後は笑顔でお礼を言ってくれた在日アメリカ人の親子など、たくさんの素敵な出会いがありました。
サンゴの白化やマンタの減少、言語・トラブル対応などの課題もありますが、
石垣島に興味を持って訪れる人やリピーターが増えるように、彼らの笑顔がたくさん見られるように、
これからもぜひ頑張っていきたいと思います!
石垣島に来る際にはオールブルーの参加おまちしています!