夏の夜の風物詩、真っ先に思い浮かぶのは天の川と夏の大三角ではないでしょうか?
小学校で織姫と彦星の七夕伝説を習わなかった子供はきっといないでしょう。
天の川に遮られ、一年に一度しか逢えない恋人たちの物語......
今回はナイトフォトツアーで見れる夜空の天の川について紹介します!
目次
夏の石垣島の夜は天の川を見に行こう
この記事を読んだあと、きっとあなたは天の川を見に写真撮影しに、もしくは、フォトツアー参加したくなるでしょう。
満天の星空の中にものすごく綺麗な星の固まりが沢山ある天の川の正体について知っている人はどれくらいいるでしょうか?
そもそも天の川ってなに?
もちろん実際に宇宙に川が流れているわけではないですよw
天の川の正体は二文字で答えることが出来ます!
それは『銀河(ぎんが)』です。
なんかうっすらとでも理科の時間に聞いたことあるでしょう?
銀河を簡単に説明すると、『たくさんの星の集まり』です!
正確には星以外にも、ガスやチリ、まだ解明されていない(あるかどうかもわからない)真っ黒な世界ダークマターという物質の集まりのことです。
なんかわかりにくくなっちゃいましたよね……
太陽系はご存知かと思います!
理科の時間に習った、太陽を中心に地球やら火星やらの惑星がぐるぐる回ってるあれです!
そんな太陽系が銀河にはたくさんあると覚えておけば大丈夫です!
我々が夏の夜眺めているのは、天の川銀河といって、実は我々が暮らす地球も、この天の川銀河の中にあったりします。
天の川が長細く川のように見える理由
天の川が川のように見える理由は、天の川銀河の形のせいです。
天の川銀河は渦巻き銀河の一つで、超簡単に説明すると500円玉を想像してください!
そんな形ですw
500円玉を90度回すとどうなりますか?
円が線になりますよね?
その線になった姿が天の川なのです。
天の川は冬も見えるという事実
実は天の川は冬も見えてます!
ちょっと驚きですよねw
夏の天の川がとても明るく濃いのに対して、冬の天の川は暗く薄いためにあまり知られていないのです。
冬に天の川が見られる理由も500円玉を使うと簡単で地球があるのは天の川銀河の外側のほう、つまり500円玉の円の端っこの方です。
その地点から円の中心側は分厚いです
それが夏の天の川
地球のある地点から500円玉の中心と反対側は薄いです
それが冬の天の川
銀河系の外側にいる我々からは、銀河の内側は星の密度が高くたくさんの星を見られるのに対し、逆に銀河の外側は星の密度が低く見られる星の数が少ないというわけです!
なかなか面白いでしょう?
そんな天の川ですが、石垣島では密接に関わっているのを知っていますか?
石垣島には天の川の地図を作る施設VERA
石垣島にある巨大電波望遠鏡がその正体なのですが、見学自由なので見に行くことも出来ます!
VERAという施設で日本に4つあります。
岩手県、東京都(小笠原)、鹿児島、石垣です。
その4つの巨大電波望遠鏡を同時に操作して、1つの超巨大な電波望遠鏡として使って地図作りをしています。
直径約2300km、凄いですね。
ツアーで行くことも出来るので、興味ある方は連絡してくださいね。
石垣島の星空天の川まとめ
天の川についてなんとなくわかったのではないでしょうか?
500円玉を使えば結構わかりやすく解説も出来るので、子供や恋人にぜひやってあげてください!
沖縄では天の川のことをティンガーラといいます。大昔から使われている方言ですね。
大昔からいまの我々のように天の川を楽しむ人たちがいたわけです。
七夕の伝説もそう、昔から人間は星空に思いを馳せてたくさんの物語を紡いできたんですね。
石垣島は国際的な星空保護区になっていて、ほんとうに美しい天の川楽しむことが出来ます!
星空ナイトフォトツアー
旅行の際は遊びにいらしてくださいね、天の川バックに記念撮影しましょう。
なかなか星空を写すのは難しいです、いろんな話と神秘的な風景に浸れる石垣島のナイトツアー
ちなみに、皆さんが知る七夕の伝説をちゃんと覚えてる人いますか?
大人になってあらためて聞くと驚愕の物語なのですが……
それはまたの機会にお話しましょう。