綺麗な海においしい食べ物、独特の文化に優しい人々、
沖縄旅行には非日常の楽しいできごとがたくさん待っています。
だけど、県外とは一味違った環境ということは、沖縄だからこそ知っておくべきこと、注意すべき点もたくさんあるはず。
そんな沖縄旅行をさらに楽しむための注意点をご紹介していきます。
目次
沖縄の気候を理解しておく
- さっきまで雲一つない快晴だったのに、昼ご飯を食べているうちに土砂降りになってきた
- 天気予報では「晴れ」だったのに、見事に曇っていて今にも雨が降りそう
- ずっと雨の予報で覚悟してきたのに、なぜか晴れていてラッキー♪
ころころ変わる沖縄の天気
沖縄では、こんなことがわりと普通に起こります。
内地では一週間後の天気予報をあてにしてスケジュールを立てたりしますが、
沖縄ではそういったことは一切やらない方が身のためです。
小さな島国である沖縄は、陸地全体がひとつの山のような役割を果たしています。
海側から流れ込んでくる暖かい空気は沖縄の山のようになっている斜面を上昇、上空で冷たい空気と入り混じり、次から次へと雲を作り出す働きをしています。
「山の天気は変わりやすい」と言いますが、同じようなつくりをしている「島の天気も変わりやすい」のです。
沖縄の天気とうまく付き合う
もちろん、事前に天気予報や雲の流れを見て晴れそうだとか雨が降りそうだということは知っておいて損はないのですが、
いざ急に雨が降った時も慌てないように準備しておくことが大切です。
すぐに取り出せる折りたたみ傘(晴雨兼用だと便利)やレインコートをカバンに忍ばせて置いたり、雲が怪しくなってきたと思ったら、できるだけ早めに雨宿りできそうな場所を見つけておきましょう。
さっきまで晴れていたのに、突然ものすごい雨が降ってきた!といういわゆるスコールであれば、数分~数十分待てば弱まることがほとんど。
あまり悲観することなく、この時間を利用して次の目的地のことなど考えておきましょう♪
また、この雨がずっと続くものなのか、ただのスコールなのかよくわからない……という場合は、長く沖縄に住んでいる人やホテルや施設のスタッフに尋ねてみると、的確な答えが返ってくる可能性大です。
また、沖縄気象台のホームページなどで雲レーダーをチェックすると、沖縄初心者の人でも数時間後の天気がよくわかって便利です。
朝イチでチェックしておくのもいいですね。
交通事情と渋滞について知っておく
沖縄は公共交通機関があまり発達しておらず、車で移動する人がほとんどです。
数分歩けばたどり着くコンビニにもわざわざ車を出して行く……というほど、車社会が根付いています。
車社会の沖縄
場所によってはバスの本数自体も少なく、スケジュールが組みにくいという事態に陥ります。
沖縄を自由気ままに満喫したい場合は、レンタカーを借りるか、目的に応じたバスツアーなどに申し込むことをオススメします。
値段は高いですが、タクシーを一日借りてまわるプランも人気ですね。
那覇近郊であれば、モノレールのみで十分まわりきれる可能性もあるので、行きたいところから上手に移動手段を選びましょう。
渋滞は日常茶飯事
車社会の沖縄で見逃せないのが、平日でも頻繁に起こる渋滞。
朝の通勤ラッシュや、夕方の帰社・帰宅ラッシュに当たると進める道も全く進めなくなってしまいます。
特に那覇周辺のオフィス街ではその傾向が顕著。
時間を問わず渋滞していることが多いので、注意が必要です。
私も那覇空港へ向かう際、飛行機に間に合わなくなるんじゃないかと冷や冷やした覚えがあります。
高速道路を利用せずに観光地をまわろうと思っている人は、渋滞にはまることも考慮した上で時間配分を決めましょう。
レンタカーやホテルの事前予約はお早めに!
ハイシーズンはもちろんのこと、オフシーズンでもしっかりと事前予約を取っておくことは大切。
予定通りに事を運ぶことはもちろんのこと、予約した人限定のサービスや、割引価格でお得に楽しむこができる可能性がぐっとUPします。
ハイシーズンはGWや夏休みなど、いかにも人が多そうな時期は、レンタカーも早くからいっぱいになってしまいます。
沖縄に行こう!と決めた段階で、レンタカーなどの予約を取れるかどうかの確認はしておいた方が良いですね。
予約する・しないに関わらず、現在どの程度空きがあるか、例年の予約状況を確認するという意味でも、一度連絡をとってみると良いかもしれません。
また、旅行会社などがツアーやパックの中にレンタカーを組み込んでいる場合、一般の予約よりも優先されることが多いので、旅行代理店などに相談してみるのも手です。
その場合、一般価格よりも安く借りられる場合が多いため、余力のある人は相談してみましょう。
年々増加する外国人観光客で安いホテルがいっぱい?!
LCCの台頭や東京オリンピック開催の影響もあり、外国人観光客は沖縄でもどんどん増えてきています。
特に沖縄は、台湾や韓国からくる観光客がほとんどを占めている現状。
彼らは、お土産やアクティビティにはお金をかけますが、交通費や宿泊費は節約する傾向にあるようです。
そのため、沖縄のビジネスホテルは外国人観光客の予約でいっぱいということもしばしば。
出張で来ているビジネスパーソンの方々が、那覇近郊のホテルがなかなか取れず困った!という声をよく聞きます。
せっかくの沖縄、リゾートホテルでゆっくり過ごす!
という人はいいですが、宿泊費を少しでも削るためにビジネスホテルへの宿泊を予定している人は、「数日前でもすぐ取れるだろう」という考えは捨て、早め早めの予約を心がけましょう。
沖縄に関するアドバイスまとめ
いかがでしょうか。
沖縄に関する知識はあればあるほど、旅行中の急な出来事にも慌てず柔軟に対応することができます。
一見するとネガティブに見える特徴も、沖縄の日常であり沖縄のありのままの姿だと考えると、意味のあるものになるのではないでしょうか。
素敵な沖縄旅行ができるよう、観光スポットだけでなく沖縄自体の情報収集もお忘れなく!
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