石垣島でも人気のマグロの生態と種類

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マグロが美味しい季節になりました。
皆様はマグロに関してどの様に印象をお持ちでしょうか?

お刺身や寿司、またはマグロの頭を丸焼きにしたり、身をこねてまぐろハンバーグなど肉の代わりにして食べる人もいます。

石垣島ではマグロはどんな印象がるでしょうか?

マグロは海でどんな過ごし方をするのかの疑問をお答えしていきます。

マグロの生態

マグロの生態

東京にある「葛西臨海水族園」にあるドーナツ状の水槽には、はたくさんのマグロを飼育しています。

ここのマグロはずっと泳ぎ続け、立ち止まることはありません。

なぜならそれはプランクトンや外洋の魚を追うことで、餌を探すために泳ぎ続けています。

葛西臨海水族園のマグロは立ち止まることなく水槽をずっと泳ぎ回ります。
それはなぜなのでしょうか。

マグロは立ち止まれない

なぜマグロがずっと泳ぎ続けるのかというと、マグロは泳ぎながら呼吸をしています。

マグロの呼吸は、口とえらぶたの開け閉めによって海水を取り込みながら、えらで海水の中にある酸素を吸っています。

口を開けて泳いでいるのは餌を取るためでもあり、自身が呼吸するための仕組みでもあります。泳ぐのをやめてしまうと息ができなくなります。

なのでマグロは寝ているとき休んでいるときもずっと泳ぎ回ります。

マグロは早く泳ぐ

マグロの泳ぐスピードは通常では時速80メートルから90メートル、最速速度は時速約160キロあると言われ、海の中の生物の中では一番早く泳ぐとも言われます。

マグロの泳ぐスピードが早い理由としてあげられるのは、水の抵抗を少なくするためにあるマグロ本体の仕組みにあります。

高速で泳ぐと過流(流れ)に巻き込まれることがあり、マグロの第2背びれ、尾びれに渡る三日月型の小さな突起である小離鰭(しょうりき)が過流の抵抗を防ぐ仕組みになっています。

また、早く泳ぐマグロが方向を変えたりするときは腹ビレをコントロールしてブレーキかけたり方向転換などする時に使用します。

腹ビレは普段体内に収縮されており、必要な時に出てくるシステムになっています。

これは、葛西臨海水族園で泳いでいるマグロを見るとわかりやすくて面白く、夏休みの自由研究の課題など、明日使える豆知恵として使用してみてはいかがでしょうか。

マグロの主な種類と生息地

南半球

マグロの生息地は、種類によって北半球と南半球が別れています。

北半球に住むマグロの種類には本マグロと言われている「クロマグロ」や「メバチマグロ」
南半球ではミナミマグロと呼ばれる「インドマグロ」が生息しています。

また、熱帯から亜熱帯に生息しているマグロは、回転寿司でも人気の「ビンチョウマグロ」が生息しています。

私達が回転寿司やお刺身で食べられている主なマグロが本マグロと言われている「クロマグロ」と「ビンチョウマグロ」で、この中でよくテレビなどで取り上げられている高級なマグロはクロマグロになります。

クロマグロは高級であり市場ではなかなか手に入らないこともあり、最近では養殖のクロマグロを見かえることがあります。

養殖のクロマグロで有名なのが近畿大学水産研究所で行われている養殖研究で、「近大マグロ」と呼ばれています。

昔からマグロの養殖研究が行われ、今では市場に出回ったり、グランフロント大阪の北館には近大マグロと和歌山の白浜、串本、奄美大島などで養殖魚を用いた専門料理店があります。

ビンチョウマグロは主に加工食品として食べられ、ツナ缶の材料として使用されます。クロマグロの身は赤いですが、ビンチョウマグロはピンクがかった色で、鶏肉に近い食感になります。

関東では「ビンナガマグロ」とも言われます。

また、関東では「メバチマグロ」関西では「キハダマグロ」と、好まれて食べるマグロの種類も東西分けての文化がありますね。

マグロの代替え魚

寿司屋さんや魚関係の人なら有名な話しで、安い回転寿司屋さんのトロなどはマグロのトロが一般的なのですが、マグロの代替えでアカマンボーなど使っている場合もあります。

アカマンボー
アカマンボーも変わっている魚なのですがとても美味しい魚で石垣島では良く水揚げされます。

マグロとほぼ同じような身をしていて味もほとんど同じなので気付かないでしょう。

石垣島の水産物としてもマグロは有名

沖縄の中でもマグロの生産量はトップクラスと言われている石垣島では、年中マグロを楽しむ事ができます。

春先の4月から6月にかけてはクロマグロ、9月から12月頃にはメバチマグロ、通年ではキハダマグロが水揚げされます。

水揚げされたマグロは九州から本州にかけて出荷されます。

さしみ屋

本州ではあまり見かけることのない刺身屋さん、4、5月にはみんなに人気の本マグロが並びます。

本マグロ(クロマグロ)はマグロの種類の中でも、一番美味しいマグロです、都会で食べるよりも安く新鮮で大トロなども部位や策の状態で販売されています。

この時期狙いで石垣島に来られる方もいるくらいです。

 

石垣島の有名なマグロ料理のお店

マグロの生産量はトップクラスと言われている石垣島

「石垣島 マグロ 料理」とネットで検索したら最初に出てきたのが「ひとし」という超人気海鮮料理店です。

沖縄ならではの料理である「ジーマーミ豆腐」はもちろんのこと、まぐろの寿司セットががとても人気があります。

この中には大トロ、中トロが二貫ずつ入って、都会ではめったに食べれないのが安くで食べれます。

他にも赤身の刺身、まぐろのステーキ、さらには石垣牛のお寿司もあり「石垣島のマグロ専門料理店」と言えるお店です。

「ひとし」には本店と石敢當(いしがんどう)店があり、どちらも人気のがありハイシーズンでは2ヵ月前に予約しないと予約が取れないお店となっています。

ひとしの場所

ひとし 本店

住所:沖縄県石垣市新栄町15-8

 

ひとし 石敢當店

住所:沖縄県石垣市大川23
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休
TEL:0980-88-5807
駐車場:5台

石敢當店の場所は、市街地にあるので、市役所・フェリーターミナルから5分ほど

また、海鮮居酒屋で出てくるマグロ料理にも「まぐろの水餃子」やハンバーグ、さらには「まぐろの兜煮込み」など少々ひとくせのあるものもあります。

マリンアクティビティのあとには、石垣島でマグロを食べてみてはいかがでしょうか。

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