海で出会えるクマノミの種類について

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やっぱり人気のクマノミは可愛いですね。
水族館では見られるのはもちろんのこと、ダイビングやシュノーケリングで海で出会えるクマノミについてお話します。

クマノミといえば、

映画「ファインディング・ニモ」に出てくる主人公「ニモ」はクマノミの一種です。
なんのクマノミの種類かわかりますか?「カクレクマノミ」という種類のクマノミです。

という様に、日本で見られるクマノミは6種ありますので紹介していきます。

クマノミの種類

クマノミの種類の中でも最も多く見られるます。

オレンジの体に2本の白い帯が特徴で、生息する場所によっては体の色が変形したり、時には黒っぽい色もしています。

クマノミの中でも全長が約12cmと大きいのも特徴で、イソギンチャクに対しても種類を選ばず、どのイソギンチャクに対しても付近でよく泳いでいるのです。

カクレクマノミ

「ファインディング・ニモ」の「ニモ」

「ファインディング・ニモ」の「ニモ」がこの種類になります。
カクレクマノミはの体の特徴は、白い帯が3本あり尾びれの外側の丸く黒の線がはっきりとしています。

また、カクレクマノミはクマノミと同様にイソギンチャク付近で泳ぎ、危険を感じたらイソギンチャクの中に隠れます。

正確は比較的おとなしめで臆病なので、攻撃することはほとんどありません。

また、色鮮やかで小さな体から観賞用のクマノミとしての人気もあります。

ハナビラクマノミ

ハナビラクマノミ
花びらの様にオレンジの色が鮮やかで、背中と鰓部分に細い白の一本線があるのが特徴のハナビラクマノミは、主に潮通しの良い浅瀬付近に生息しています。

体長は他のクマノミの種類に比べると全長が約7cm程小さく、主に「シライトイソギンチャク」を好み、その周辺で生息しています。

ハマクマノミ

体の特徴からハナビラクマノミと間違えることもありますが、白い帯はハナクマノミが広く、帯の周りに黒い縁もあり、色も濃いので見分けつけやすいクマノミです。

幼魚の時は白い帯が3本あり「クマノミ」に間違えられやすいのですが、成長するに連れて1本になります。

セジロクマノミ

セジロクマノミ
その名の通り、口の上から背中へ一直線に白い帯のあるクマノミです。

海外では主にインド洋や大西洋付近に生息する「スカンクアネモネフィッシュ」に似ていると言われてますが、帯が太く、色鮮やかな部分がセジロクマノミとの違いになります。

クマノミの中でも、特徴があるので見分けがつけやすいですね。

トウアカクマノミ


クマノミの中では最も体が大きい種類で全長で約13cmと厚みもあり、白い帯が太く少し黒みがかったオレンジ色の体をしています。

6種類のクマノミの中ではとてもレアな存在でもあり、海では水深20m付近の深いところに生息しています。

また、トウアカクマノミを上から見ると、尾びれに近い部分がハートの形に模様になっていることがありますので、海や水族館で見たときは眺めてみてください。

6種類全てののクマノミが見られる場所

ここで紹介した6種類のクマノミが見れる水族館と海をご紹介します。

生物や期間、海の状況によっては6種類全て見られない時もありますが、現在見られる場所として上げさせていただきます。

京都水族館

水族館では京都水族館が唯一6種類のクマノミを展示しています。

京都水族館は「梅小路公園」の中にある古風な雰囲気が特徴の水族館で、京都ならではの展示とオオサンショウウオ、京都の季節ごとに風景を感じられるイルカライブが人気です。

「さんご礁のいきもの」のエリアにある「クマノミの洞窟」には、日本で見られる6種のクマノミを飼育展示しています。

ノンダイバーや、なかなか海に行けないけどクマノミが見たい方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

沖縄本島 山田ポイント

沖縄本島にある恩納村にある「山田ポイント」は全6種のクマノミを発見したことでも有名なポイントです。
ダイビング初心者でも行ける場所で、本島からボートで約5分ほどの近い場所に船を止めます。

クマノミ、カクレクマノミはもちろんのこと、水深20m付近には珍しいトウアカクマノミを見ることもできます。

クマノミの他にもウミウシが集まる場所や、スズメダイの群れなどのカラフルな熱帯魚も見ることができます。
有名な真栄田岬の「青の洞窟」と一緒に潜ってみてはいかがでしょうか。

石垣島の青の洞窟

ツアーの写真でも沢山インスタなどにアップしていますが、石垣島の青の洞窟ツアーでも4種類(カクレクマノミ・ハマクマノミ・セジロクマノミ・クマノミ)がいます。

ぜひ、クマノミを見たいなら石垣島の青のの洞窟シュノーケルツアーに参加してみてください。

他のコース、ダイビングやシュノーケルツアーでも見れますからね。

海でクマノミに出会っても暖かく見守ってください


本州の海で出会えるクマノミと沖縄で運が良ければ会えるクマノミもいます。

実際にクマノミに出会ったら、思わず写真を撮ったり追っかけたりしてしまいますが、クマノミは危機感を感じるとイソギンチャクに隠れたりします。

また、イソギンチャクから離れることはほぼありません。

なので、無理に追いかけるよりもそっと顔出すまで観察してみてください。

また、クマノミは浅瀬にも生息していますのでシュノーケリングでも出会う事ができます。
性格は気が強かったり、臆病だったり、敏感だったり、時には人懐っこい時もありますので、出会った時は優しく見守ってあげてください。

【映画】ファインディング・ニモに出てくる魚の紹介
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