ウミガメの印象といえば、
「子供が好きと言ってる」
「かわいい」
「甲羅が固い」
「竜宮城に連れて行ってくれる」
「ウミガメの産卵」
など様々な印象をお持ちの方がいます。
ウミガメに会える海や水族館はたくさんあります、たくさんありすぎで、どこにいけばいいかがわからない!と思う方におすすめするウミガメに会える海や水族館をご紹介します。
目次
ウミガメの種類
私達が見るウミガメには3種類のウミガメがいます。
比較的多く見られるのが「アオウミガメ」であり、体は緑かかった色をしています。昔は緑色を「青」と言っていたため、アオウミガメと名付けられました。
また「アカウミガメ」と「タイマイ」という種類もいます。
アカウミガメは、地中海の亜熱帯、温帯地域に生息しています。
アオウミガメに比べると体は少し赤みがかって、少し小さな種類になります。
タイマイは、主に亜熱帯地域やサンゴ礁近辺でに生息しています。
顔の先がくちばしみたいにとがっているのが特徴です。
ウミガメに会える水族館
全国の水族館の中でも多く飼育展示されていますが、今回は特にウミガメ展示についておすすめの水族館をご紹介します。
串本海中公園
和歌山県の最南端にある串本町にある、串本の海を再現した水族館です。また、串本はダイビングスポットとしても有名な場所で、ダイビング中もウミガメに出会うこともあります。
「ウミガメパーク」というエリアには、水族館で生まれたウミガメと大人のウミガメの展示があり、子供のウミガメに触ることもできます。
名古屋港水族館
愛知県にある国内最大級の広さを持つ水族館です。
南館にある「回遊水槽」では、3種のウミガメを展示しておりますが2019年3月まで改装工事のため、現在は水族館に併設された「カメ類繁殖研究施設」でご覧になれます。
ウミガメの繁殖研究は交尾から産卵、放流(ウミガメを海に返す)と自然孵化を、会館当初から行われていました。
新江ノ島水族館
神奈川県の湘南、江ノ島にある水族館です。
相模湾で見られるウミガメの生態学の研究と、環境保護を行っております。
「ウミガメの浜辺」ではアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイが見られます。
週末には「ウミガメにタッチ」というふれあいプログラムがあり、触るだけでなく食事や飼育に関する解説があります。
ダイビングでウミガメに会えるポイント
ダイビングやシュノーケリングで、ウミガメと出会うことができるポイントがあります。
そのいくつかをご紹介します。
小笠原諸島(東京)
東京から飛行機か船で南下したとこにある、年中を通して暖かく、海と自然に囲まれたリゾート地としても有名な島です。
ウミガメが見れるポイントは「御蔵島」「八丈島」です。
御蔵島は野生のミナミバンドウイルカと泳げるドルフィンスイムが有名ですが、イルカと一緒にウミガメが泳いれいることもあります。
八丈島は海の透明度の20m以上あり、アオウミガメとの遭遇率も高く、ダイビングとシュノーケリングでウミガメに会うことができます。
串本・周参見(和歌山)
和歌山の最南端にある串本、周参見では野生のアオウミガメを見ることができます。遭遇率は高くはありませんが、出会えたらラッキーですね。
周参見にはギネスに認定された世界一深いところにある「海中ポスト」串本の海は、
多数のテーブルサンゴと北上する黒潮の影響で、年中熱帯、温帯に住む生物たちが共存していて、ダイバーには人気の海です。
沖縄はウミガメ天国
沖縄では特に離島の方でウミガメを見ることができます。
その中から特に遭遇率が高い離島をご紹介します。
慶良間諸島
沖縄の離島、慶良間諸島の海にはウミガメが多く生息し、特にアオウミガメとの遭遇率が高いと言われています。
中でも渡嘉敷や座間味島は、ダイビングスポットとしても有名で、5月から8月の産卵期にかけてウミガメと遭遇することが高く人気のある島です。
久米島
久米島のダイビングポイントで「カメパラダイス」という年中ウミガメに出会える場所があります。
そこには多いと20〜30頭のアオウミガメと出会うことができます。
石垣島
石垣島もダイビングポイント「タートルリーフ」も年中ウミガメに出会える場所が沢山あります。
石垣島ではシュノーケルやダイビングで出会う確率も高く、ビーチではウミガメの産卵も確認されています。
アオウミガメはもちろん、アカウミガメやタイマイといった水族館で見られる種類のウミガメが泳いでいます。
また、石垣島ではマンタとの遭遇も高く、亜熱帯地域ならではの生物と一緒にウミガメが泳ぐ姿も見られることもあります。
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石垣島のMIKAです 今回はウミガメ編でございます!! 実は石垣って、結構ウミガメ見やすいところなんですよね~!ご存じでしたか?? ダイビングでも、もちろんスノーケリングでも大丈夫! 石垣でウミガメ見 ...
黒島
黒島もダイビングポイント「カメパラダイス」も年中ウミガメに出会える場所があります。
この島には黒島カメ研究所があります。
ここも、ウミガメの繁殖研究は交尾から産卵、放流(ウミガメを海に返す)と自然孵化までやっています。他にもサメなども研究しています。
カメ好きは一度は行って欲しい研究所です、色んな事を調べているので、おじさんが詳しく解説してくれますよ。
カメを沢山増やし放流もしているので近くの島では亀がたくさんみれます。
知れば知るほど面白いウミガメ
絶滅器機種であるウミガメですが、日本国内ではいろんな角度でウミガメに会えるスポットがあります。
特に沖縄では年中ウミガメに会えるポイントもありますので、ウミガメについてもっと知りたいという方は水族館やウミガメの研究施設へ行ってウミガメがどんな生き物であり、種類も知った上で、ダイビングやシュノーケリングで野生のウミガメに出会ってみてはいかがでしょうか。
さいごに、
マンタと幻の島のコースで、だれも居なくなった幻の島にウミガメさんが見れました。
見れる時は毎日みれますよ。